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冷静と情熱のあいだ
読みたいと思いながらも、なかなか読めなかったこの小説
先日、久しぶりのじっくり休めた「休日」に読みました。

辻仁成と江國香織がコラボして書き上げたという本作は、RossoとBluと別々の単行本になっているという。
欲張りな僕は、2冊を交互に1章ずつ読み進めた。
心に残る虚無感は、いったい何に由来するものなのか? それは、二人が付き合っているときに彼女が言ったせりふ「10年後の30歳の誕生日に・・・」という言葉が常に彼の心のどこかにあったからだろう。
何気なくいった言葉でも、相手の状況次第で傷つけてしまうことも、虜にしてしまうこともある。
僕も言葉で人を傷つけたことが何度あっただろう。 そして、何気ない一言が、日々の生活の区切り区切りに頭を過ぎり、あらぬ幻想に思いを馳せることは、いまだ数しれない。
まるで、阿形順正のように・・・・
人生は、野菜スープのようで、いつも思い通りにはいかないものだというのは、ある程度齢を重ねていくとわかるもの。 だけど、「夢」はいくつになっても観つづけたいものだ。
小説では、二人は10年前の約束を果たすのだが、「男」は情熱、「女」は冷静をもったまま、(?)小説は終わる。

読み終えたあと、偶然「ミラノ」の街を歩くテレビ番組を映っていた。

久しぶりに味わった「想いを馳せる」幸福感。
読書は 良いのぉ やっぱり・・・

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